2-3. 完全長cDNA libraryの作成

  従来のcDNA libraryの作成法における欠点を補うために、我々はmRNA5'端に存在するキャップ構造を sequence tagに置換する方法、 オリゴキャッピング法を開発した。 本法を用いればキャップ構造を選択的に置換する形で合成オリゴRNAを導入することが可能である。 オリゴキャッピングの結果得られるmRNAは その5'端を合成オリゴで、 3'端をpolyA配列で規定された分子であり、このmRNAを出発材料に用いれば、 両端にsequence tagを持つcDNAを選別すること、すなわち完全長cDNAのみを選択的に含む cDNA libraryを構築することが可能である。その具体的な作成スキームを以下に図示する。
 
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